一昨日のブログでスターバックスコーヒーの
ブランド戦略について触れさせていただきましたが
そこでお話しした「顧客体験の一貫性」について
具体的に何をしているのか?について紐解きます。
「いらっしゃいませ」
よりも「こんにちわ」
今や世界的に展開している
スターバックスコーヒー。
プライベートやお仕事の打ち合わせで
利用する人も
多いのではないでしょうか?
普段、何気なく利用していて
気がつかなかった人もいらっしゃるかと思いますが
実はスタバは入店時に
「いらっしゃいませ」と声をかけられることが
ほとんどありません。
聞こえてくるのは
「いらっしゃいませ」よりも
「こんにちわ!」「こんばんわ」
という挨拶。
でもこれ、店舗指導で
「こんにちわと言ってください」と
指導があるわけではないそうです。
個人的な関係性を感じさせることが大切
店舗指導で指示されていないのに
なぜ「いらっしゃいませ」と挨拶しないのか?
その答えは
個人的な関係性を感じさせる文化
に価値があるから
だそう。
ソファーの置き方ひとつをとっても
同じことが言えるのですが
坪単価で考えると効率の悪いはずの
ソファー席。
でもこれも
「リラックスできるサードプレイス」を象徴する
ブランディングのひとつなんです。
社会にはさまざまな業種や規模感があり
誰もが大企業の真似をして
マス広告を打つ必要はないんです。
例えば私が経営しているPR会社は
マス広告は打っていませんが
問い合わせが絶えず
いつも半年以上の待ち状態が続いています。
問い合わせはHP
SNSのDM
登壇したときのアンケートなど。
でもそれだけでも
私の会社の規模感からすると
十分すぎるほどなんです。
このように
広告を使わなくても
ブランディングを徹底したPR活動をする方が
理想の形に近づけたりもします。
数千人〜数万人に認知されて成り立つ企業と
数万人以上に認知される必要がある企業では
表現方法は全く異なってくるのです。
ということで本日は
広告に頼らないブランド戦略
についてお伝えしました。
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(*デジタル時代の基礎知識『ブランディング』参照)