1年ほど前、遠く離れたところにいながら
ロボットを通じて接客する
分身ロボットカフェに伺いました。
大手町にオープンした
カフェに
お邪魔させていただいた際
会場にいらした乙武洋匡さん
にも私たちの制作する雑誌
『ベィmagazine』を
お渡しさせていただきました。
今日はそんな
『ベィmagazine』
のお話しです。
What is 『ベィmagazine』?
2019年4月に創刊した
医療×旅行雑誌『ベィmagazine』。
理学療法士メンバーが中心となり
制作している雑誌です。
制作のキッカケは
メンバーの1人が病院勤務で
こんな経験をしたこと。
リハビリを続けてきた
患者さんに「もうすぐ退院ですね!」
と声をかけたとき
返ってきたのは
「でも退院しても
この体じゃどこにも行けないからね。
楽しくないよ。
車いすでどこか行けるとこあるの?
簡単に行けるの?
生きてても楽しくないよ」
という言葉。
入院中の人が退院後の
エンタメを想像できないこと。
時にそれは生きる希望すら
奪ってしまいます。
「退院してもやることないし・・・」
という状況をなんとかしたい。
もっと病院の患者さんと
外のエンタメをつなぐ
情報が必要だと実感しました。
その一言がキッカケで
メンバーが集い
制作をスタートしたのが2018年。
雑誌を立ち上げたメンバーも
取材を通してバリアを実感
理学療法士のメンバーは
車いすに関することは
知識としては学んでいたものの
実際に使用するのは
想像以上の大変さがありました。
「バリアフリーの宿を予約すれば
簡単に泊まれるだろう」
それは妄想でした。
バリアフリーの宿まで
いくまでの道のり。
お店にはいるための小さな段差
でこぼこみち。
全てが車いすのバリアになります。
私たち取材メンバーも
「あそこに行きたいけど
無理そうだからやめよう・・」
そう感じてしまう
場面も多々ありました。
ちょっとした坂道
車いすの目線では見えないもの
トイレの手すり
高さの位置
人混みの怖さ。
その小さなバリアの積み重ねが
旅への「あきらめ」を生みます。
ただ・・取材をしている中で
同時に人のやさしさにも
たくさん触れることができました。
駅員さんや
バスの運転手さん。
周りにいた人たちが
助けてくれました。
バリアをなくすだけじゃなく
バリアを受け入れて
それを包むことができる人がいます。
そんな人が1人でも増えてくれたらいい。
そのためにはもっと情報が必要です。
だから私たちは
『ベィmagazine』を立ち上げました。
「車いすだから旅行に行けない」
を解決するために。
全国から必要な情報を集め
お伝えしていきます。
旅行中に感じたこと
おすすめの旅行先
ランチで訪れた場所、交通手段など。
ひとりひとりの情報が
他の誰かの救いになります。
届けたいのは
リアルな声や想い
体験を通じて感じたことです。
そのために
全国でリポートを届けてくれる
「ベィLABO」メンバーを
募集します!!!
届けていただいた情報は
『ベィmagazine』HPで
随時発信していきます。
車いすユーザーの皆さま
支えてくださっている
ご家族や介助者としての
皆さまのご参加お待ちしています!
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