ちょっと前のブログで
世の中を「見える化」してみよう。
と書いたけど
自社そして競合を「見える化」するのって
どうすればいいの?
今日はそんな疑問の
ヒントになればいいなと願いながら
客観的視点について紐解きます。
意外と難しい
自社を見る視点
自分で自分の会社を見るのって
実は意外と難しですよね。
マーケティングだけでなく
他のものもそうですが
自分の視点と他人の視点て結構違ったりします。
例えばプロフィール写真を選ぶとき
10枚写真を並べて一番いいと思うものを指差すと
大概の人は自分が指したものと
他の人が指す写真って違うんですよね。
なんかそんな感じです。笑
重く考えなくてもいいのですが
自分視点と他人視点は結構違うよということ!
じゃあ「自社」を知るためにはどうすればいいの?
そんなときは
下記のものを箇条書きで書き出してみてください。
・企業理念(自社が目指す姿)
・ヒト(社員数やマーケティングに投入できる人数、教育や研修システムなど)
・モノ(商品やサービス、オウンドメディア、販売網など)
・お金(マーケティングに投入できる予算、資本金、上場・非常上など)
・情報(顧客・会員情報、商品データやPOSレジデータなど)
なんとなく、ざっくりですが
全体像が見えてきたりしませんか?
これらを全体的に見渡して
「市場における自社の立ち位置」を見つけてみましょう!
競合はパズルゲームのように
当てはめていく
さて、自社の全体像を見渡したら
次は競合をみてみましょう。
でも実はこれが難しい。
競合を絞れなくて
競合選定迷子になっている人って多いんです。
迷ってしまったら一旦
業界・企業・事業で絞ってみましょう!
例えば「カメラ」を考えたとき
単純に「デジタルカメラ」という枠で考えると
CanonとSONY、OLYMPUSなど
各メーカーが競合関係になるかもしれません。
でもこれを「カメラの機能を有するモノ」として
広義の「カメラ」で捉えたら?
競合としてスマホもタブレットも携帯ゲーム機も
参入してきてしまいます。
こうなると競合を考えるときの
業界・企業が広がりますね。
そしてデジカメという枠を超えて
「カメラの機能を有するモノ」と考えたときの
アフターサービス店、中古販売店
などを考えるとますます競合に深みが増していきます。
サービスや販売チャネルという点でも
競合を考える必要が出てくるんです。
こうなるとかなり膨大な競合が出てきてしまい
これにより競合選定迷子
になっている人も少なくありません。
だから最初に伝えた
「絞る」ということが効いてきます。
マーケティングは
ターゲットが多い方がいいわけではない。
ターゲットは広げるよりも
絞る方が大切なんです。
ということで今日はサクッと
客観的視点で見渡すための指標について
お話ししました!
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(*デジタル時代の基礎知識『マーケティング』参照)