ベィmagazineをPR視点で紐解きます
メディアに出るための
正しい入り口の見つけ方
前回のブログに引き続き
医療 × 旅行雑誌『ベィmagazine』を
PR視点で紐解きます。
なぜ理学療法士が立ち上げた雑誌が
これほどメディアに注目されるのか!?
をPR視点で紐解きます。
\ポイント2 テレビが気になるストーリーの組み立て方/
「テレビが気になる
ストーリーの組み立て方」とは
報道する価値があるかどうか
というもの。
プレスリリースでもよく見かけるのですが
軸がなく書きたいことを並べるだけの
ストーリーは ただの身の上話になってしまいます。
「プレスリリースを配信したのに
全然反応がありませんでした」
と相談されることも多いのですが
それは
ストーリーに惹かれないから。
歌やピアノの演奏を想像してみてください。
素人とプロの演奏では
音の奥行きや余韻が違いますよね。
素人の演奏は
「演奏≠相手の聞きたい音」の状態なんです。
反応のないプレスリリースは
「書きたいことを書く≠相手の欲しい情報」 の
構図になっているんです。
ストーリーをつくる、3つの軸
では 何を軸に
ストーリーを組み立てるのか。
ざっくりと分けると
①社会軸 ②社長軸 ③組織軸
の3つが鍵となってきます。
①社会軸は、「社会を変えること」を
打ち出すこと。
「変化を起こそうとしている存在」
であること。
②社長軸は、「出発点が世の中の変化」
であること。
「世の中の変化に困惑する
読者のヒントになる」こと。
「ゴールが、ビジネス達成の夢と
イコールであること」などです。
③組織軸は、「組織のあり方や働き方
に焦点を当てたもの」であること。
そして①〜③に共通するのは
「これらの軸が
働く人の関心ごと」であること。
しかも時間を経ても色あせない
関心ごとであることが
ポイントになってきます。
この話を細かく噛み砕くと
非常に長くなるので割愛しますが
『ベィmagazine』はまさにこの
「①社会軸」に
ドストライクにハマっているんです。
しかも「①社会軸」を考えるときに
大切な「業界の枠組みにとらわれない」
という点もクリアしている。
例えばですが
地方の島で作ったスイーツを百貨店が
取り扱っていたとします。
これは一見シンプルな
「産地直送スイーツ」。
ただし
これだけではメディアが振り向く
ことはありません。
でもこれに
「地方の素材を守り 地域発展を牽引している」
というストーリーが
プラスされたらどうでしょう。
百貨店がこのストーリーを軸に
商品を集め
催事を開催したら?
スイーツ⇄産地直送で終わるのではなく
その先の姿を想像させることができたら
もっと世界が広がるはず。
こういった貫いたストーリーがあれば
「①社会軸」が響いて
メディアに取り上げられるようになるんです。
『ベィmagazine』に話を戻すと
この雑誌は病院の患者さんと
外のエンタメをつないでいます。
そしてリアルを伝える雑誌であり
医療者からの改善案を伝える雑誌であり
退院後に「旅行」というエンタメを届ける
という軸がある。
『ベィmagazine』を読むことによって
退院が憂鬱だった患者さんに
ワクワクが生まれる
=退院後の姿を想像できる。
ここにメディアを惹きつける秘密がありました。
私も含め 立ち上げメンバーは
上記の手法を
意識したわけではないと思います。
でも恐らく
この雑誌が何を伝えるべきかの認識が
一致していたので
大切なポイントがズレることがなかった。
これがメディアでの
ご紹介につながったのかなと!
実は先日の
バレンタインデー(2020.2.14)に
『ベィmagazine』Vol.3も
発売となりました。
当事者の方にご協力いただいて
横浜の魅力を
たっぷりとご紹介しています。
この『ベィmagazine』が
どのような雑誌か気にある方は
ぜひこちらも
チェックしてください。
価格:980円(送料別。書籍売り切れ次第販売終了)
780円(電子版PDF)
購入先:https://beimagazine.thebase.in/
ベィmagazineHP:https://bei-magazine.com/
ベィmagazine動画ちゃんねる:
https://www.youtube.com/channel/UClpcEyDnAauntufWbfHsbZA
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