いつもは雑誌について
お話していますが
今日は珍しく新聞がテーマ。
私が編集部時代に驚いた
新聞の刷り上がりスピード
のお話しです。
校了から数時間の神業
私、今でこそ雑誌ばかりに
携わっていますが
最初に所属した編集部って
タブロイド版(いわゆる新聞)
を発行していたんです。
タブロイド版をつくる
メンバーもいれば
雑誌をつくるメンバーもいたと
表現した方が正しいかな。
私は雑誌の担当だったので
基本的には
雑誌メインではありましたが
新聞のスケジュールって
尋常ではないので
ヘルプとして新聞記事も
ちょくちょく
書いていたんです。
で、実は私も出版業界に
入ったばかりのときに
そのスピード感に驚きました。
印刷会社というと
凸版印刷や大日本印刷が
有名ですが
当時、編集部が
印刷をお願いしていたのは
栃木県にある
とある印刷会社。
そして出版社があるのは
六本木・乃木坂でした。
栃木と東京
この距離感をイメージしてくださいね!
飛脚かよ!
と突っ込みたくなるスピード感
さてここで例えば
水曜日の夜に校了した記事
があったとします。
あ、夜と言っても
18時とか可愛い時間じゃ
ありません。
早くても22時。
日付をまたぐことも
少なくありません。
正確に書くと
木曜日の深夜2時とか3時とか
そんな感じです。
流れとしては
出版社から
校了データを送り
印刷会社が
データを元に印刷する。
という感じです。
細かい話をすると
その他詳細のレイアウトは
超早便でレイアウト見本を
郵送するのですが
ここは細かすぎるので割愛します。
でね!驚くのは
木曜日の深夜2時3時に
送った校了データが
どのタイミングで
印刷が完了し
六本木・乃木坂エリアに
届くのかという点です。
これって、皆さん想像つきますか?
実は・・・
木曜の朝の8時
には届いちゃうんです。笑
このスピード感
すごくないですか?
印刷会社は
校了データを受け取って
印刷して
栃木から六本木まで
まるっと6時間で
届けてくれていました。
飛脚かよ!
と突っ込みたくなるスピード感。
ちなみに・・私がいた編集部は
ゴリゴリの
ファッション系で
海外コレクション
(パリコレやミラノコレ、NYコレなど)
の取材があったので
海外から日本に
コレクション速報を
データで送って
日本にいる
編集メンバーがチェックして
データを
印刷会社に送って
印刷をかけて
翌朝には
新聞記事として
情報を届ける。
ということもしていました。
このスピード感想像以上じゃないですか?笑
ということで
本日お伝えしたかったのは
新聞って
想像以上にスピード感
を持って
印刷工程が進むので
ギリギリまで記者が粘って
取材して
「〆切だー!」という
タイミングで
校了データを印刷会社に
送ることって
珍しくありません。笑
なので何か
PRで取り上げられたいことや
速報的なことがあったら
まずは新聞を攻めましょう!
雑誌はそんなにギリギリ情報を
もらっても10000%
印刷には間に合いませんので要注意!笑
届けたい内容がなんなのか?
どんなニュース性があるのか??
スケジュールは???
など考えてメディアごとに
アプローチ方法を
変えてみてくださいね!
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