プレスリリースの配信時期を見直してみよう
PRの仕事をしていると
「プレスリリース配信のタイミング」について
聞かれることが多いのですが
そもそもほとんどの人が
配信時期の認識がズレています。
そこで、今回は簡単に
配信時期のイメージについて
お伝えします。
プレスリリースの意味を再確認
そもそもプレスリリースというのは
「企業が○○○します」という
ニュースをメディアにお伝えすることです。
「ニュースを告知→メディアに認識される→取材→メディア掲載」
ざっくりお伝えするとこの順序です。
さて、それでは
「どのタイミングでプレスリリースを配信すれば良いのか」
皆さん想像できますか?
新聞・報道番組・webメディアの場合
これらは取材から掲載までの時間が
比較的短いものが多い。
ニュース性が重要視されているので
鮮度が大切!
そのため、直近でも
拾ってもらえる可能性があります。
ドキュメンタリー番組の場合
『情熱大陸』『ガイアの夜明け』などを
イメージすると
わかりやすいかもしれません。
ドキュメンタリー番組の場合は 3ヶ月や半年
1年、それ以上という単位で
密着取材するので かなり時間がかかります。
でも内容はとても深く
掘り下げてもらえるので
企業としてのメッセージは
伝わりやすいかと思います。
プレスリリースの視点で見ると
かなり前から企業のニュースや
取り組みを発信する必要があります。
プレスリリースの内容にストーリー性を盛り込むのも必須!
雑誌の場合
雑誌は、例えば『○○6月号』というのは
「5月1日が発売日」
のものがほとんどです。
5月1日が発売日ということは
校了は遅くとも3月末です。
校了後、印刷にまわし
出来上がったものをチェック(献本)して
コンビニや本屋に納品して
5月1日発売としています。
ここのスケジュール感をイメージできるか
できないかで明暗を分けます。
ブライダル系のプレスリリースを配信するのに
ジューンブライドに合わせて
5月中旬頃に配信しては
遅すぎるんです。
すでに校了して印刷が終了している
タイミングです。
とても極端な例で言えば
お正月に食べる「おせち」の撮影は
真夏に行われます。
私も何度か撮影したことがありますが
7〜8月には
撮影を完了していました。
「おせち」は極端な例ですが
プレスリリースを配信するなら
メディアのスケジュール感を
イメージしてください。
このスケジュール感のミスが
プレスリリース配信では命取りに
繋がります。
企業が配信したい
タイミングで配信するのではなく
ぜひメディアの立場で
考えてみてくださいね!
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