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ソフトバンク・孫社長に学ぶストーリーの魅力

今でこそ
世界ブランドとなった「ソフトバンク」。

その孫社長をみていると
PRの取り入れ方が
とても上手なので

今日は少しだけ
孫社長についてお話しします。

最初のプレスリリースは
「起業しました!」

孫社長が最初に
メディアに向けて発信したのは

起業しました

というお知らせ。

「新しい事業を始めた」とか
「こんなサービスあります」
という内容ではありませんでした。

プレスリリースというと
難しく感じてしまう人も少なくないかと思います。

「プレスリリースを出すなら
何かすごいことを
しなければいけない」

と思っている人も多いはず。

でもそれって幻想なんです。

「起業しました」
それでも十分価値はあります。

当時の孫社長が
「起業しました」
とメディアに向けて発信できたのは

起業当時から
メディアの重要性を認知していたから。

ちょっとしたことなのですが
ここってめちゃくちゃ大切です。

だって「起業しました」と
プレスリリースできるのは一度きりだもの。

ひとつひとつを
さりげなく

でも、抜かりなく
アピールできるのは

孫社長の強さでもある。

取り入れるのはトレンド感

孫社長を見ていて
「上手だな」と感じるのは

トレンドを上手にプラスしていること!

孫社長が起業した頃
日本そして世界中で
パソコンが普及してきた時代だったんです。

その時代に起業し
メディアにアプローチする時に

「わが国では初めての
パソコンソフト専門商社になる」
(日経産業新聞1981.10.6)

と話している。

これからパソコンが普及していく
普及し始めた時代に

「わが国では初めての
パソコンソフト専門商社になる」

と宣言。
これってすごいことじゃないですか?

しかも、当時のソフトバンクって
パソコンソフトの卸会社だったのですが

自分の業界の枠を飛び越えて

パソコン業界の「ダイエー」になる

というコメントもしているんです。笑

「ダイエー」ってわかるかしら?
スーパーで全国展開していたお店です。

当時の「ダイエー」は
業界の風雲児的なところがありました。

その「ダイエー」に自社を比喩することで
「パソコン業界を変えてくぜ!」

と客観的に表現したんです。

メディアに向けた発信で
プッシュしたのは
「パソコンの卸業者」という点ではない。

「ダイエー」とか「パナソニック」とか
今でいう「アップル」とか

社会を、そして時代を変える
存在になるぞ!

ということ。

それを
さらりと表現しています。

すごいです。笑

孫社長は起業当時から
PR的な魅力ポイントをしっかり抑えていて
めちゃくちゃ学ぶところが多い。

ということで
今日はゆるっと

孫社長に学ぶストーリーの魅力
をお伝えしました。

最後に超余談ですが
孫社長のツイートで印象的だったもの
をご紹介↓↓
(名言!いつだって比喩力がすごい)

髪の毛が後退しているのではない。
私が前進しているのである。

『タダで、何度も、テレビに出る! 小さな会社のPR戦略(DO BOOKS)』参照

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