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2020.07.16/ブログ

世界観をつくることで情報処理を簡略化する

PRをしていると、「世界観」というワードを耳にする機会がググッと増えます。ではなぜ「世界観」が必要なの?ということについて、いろんな理由があるのですが、今日は簡単な第一歩をお伝えします。

商品や人・企業の世界観をつくる、ストーリーをつくる、これは消費者の意思決定をサポートしてくれる大切な要素。

昨日のブログお伝えしましたが、そもそも世界観のないものって、選択がとても難しいんです。世界観ができあがっていて、ブランディングができているモノって、深く考えずに選択することができる。

言い換えれば、「なんとなくこんな感じ」をみんながイメージできるということ。

例えばカルピスやRedBlueを目にしたとき、飲んだことのある人は、味わいを思い出すことができます。飲んだことがない人はSNSの情報や、CMから味を想像しているはず。

つまりこれは、日常生活でさりげなく、消費者に情報を与えることで情報処理を簡略化しているということなんです。

逆に情報がないと選択が難しい。今日の画像は緑茶を使用していますが、これだって情報がないと、伊右衛門なのか、お抹茶なのか、ちょっと濃いめのハーブティーなのかわからないと思います。

他にも「BMW」が好き、「TOYOTA」が好きと、メーカーを決めてから車種を選ぶ人がいますが、これだってそれぞれの企業ブランドに対し、一定のイメージを抱いているからこそ可能なこと。

これらのイメージ=世界観は「車」というカテゴリーの中にある、膨大な選択肢の中から無意識に候補を絞り込む重要な鍵を握っています。

だからこそ消費者が「いい」と感じる、共感できる・魅力的なブランディングは非常に重要な要素となっているのです。

デジタルが選択肢を加速させる

今でこそ、SNSが飛び交うデジタル社会になりましたが、デジタルが広まる前は商品の情報・世界観を伝えるのには、それなりに金額と時間が必要でした。

その理由は、限られたメディアや知人の情報・口コミでしか情報を手に入れられなかったこと。商品を購入したときやカスタマーサポートのような、接点でしかブランドを表現するチャンスがなかったことなど、

商品の情報・世界観を伝える機会が圧倒的に少なかったことが要因でした。

でも今はデジタル社会となり、スマホやアプリを使うのが当たり前の時代になりました。こうなるとSNSを通じて、顧客同士(C to C)がやりとりをしたり、ニーズに合わせて商品をパーソナライゼーションすることが可能になります。

そして使用実態・年数に合わせて、最適なタイミングでフォローアップすることもできるようになりました。今の時代にデジタルをフル活用することで

消費者が「今必要なモノ・こと」を瞬時に捉えられるようになり、あらゆる情報処理が簡略化されるようになったのです。

どんな風に情報を届けるか、ブランドカラーは何色にするか。文字のテイストはどうするか、顧客情報をどう扱うか

それら全てを含めて世界観=ブランディング

であり、めちゃくちゃ重要な要素になるので、緻密につくり上げる必要があります。ということで本日は

世界観を作ることで情報処理を簡略化する「世界観」の必要性について、PR視点でお伝えしました。

(*デジタル時代の基礎知識『ブランディング』参照)


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