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2024.01.09/ブログ

言葉は時代で変化する

今日は深い話ではなくちょっとした小話なのですが、時代を超えて読まれる文章って


文字間や文章そのものの解釈が多いものだったりします。

読み手によって、いろんな捉え方ができるというか、いろんな「考察」ができる感じ。専門用語を使わずに、誰にでもわかりやすい単語を使用するのも特徴的です。

戸田奈津子さんの言葉は素晴らしい

例えば映画字幕翻訳家で有名な戸田奈津子さんの言葉はまさにそう!誰もが知る映画字幕翻訳家ですが、戸田さんが翻訳した言葉に注目すると映画の中で難しい専門用語は使っていません。

「◯◯◯円」を「◯◯◯縁」と言い換えるような当て字も使っていません。ずーーーっと読まれる文章にしたければ、当て字は使わない方がいい。

当て字って、正直ちょっと読みにくいんですよね。読むスピードが乱されることで、読み手は無意識にストレスを感じます。

戸田さんの文章は、視聴者によっていろんな考察が生まれるような表現をしているのですが、でもほら、これをいきなり「やってみて」と言われても天才じゃない限り、急にそんな文章書けないじゃないですか。

そこで、ちょっと意識してみるといいのは、「トレンドの言葉なのかどうなのか」を考えて「自分の文章で使うか使わないか」を考えること。こちらのの方がグッとハードルが下がります。例えば「オンライン飲み」という言葉。一時期流行りましたよね!

コロナが流行り始めてすぐくらいのときよく耳にしたと思いますがあれはトレンド言葉の代表例。急にどーーーーーーんと注目度が増して流行る単語っていつの時代にもあるんです。

昭和で考えるとイメージしやすい方は

・ガビーン
・だいじょうV
・ナウい

とか。平成でも「タピる」とかありましたよね。流行っているときに使えば観覧数は増えますが、長期的に読まれるかどうかは別問題。

自分で文章を書くときは話題性(流行りの言葉)を入れたいのかずーーーーーっと読まれる文章にしたいのかで、ちょっと使う単語を変えてみるといいかも。

気づいたときに意識するくらいでいいので、皆さんもぜひ注意して言葉を選んでみてね。

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代表 加藤朋子

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