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マスコミを見方につけた、楽天・三木谷社長のPRスキル

昨日のブログ一昨日のブログ
ソフトバンク孫社長のPR術について
お話しさせていただきました。

偉人に学ぶシリーズとして
今日は楽天・三木谷社長のPR術を

ちょっとだけ
覗いてみたいと思います。

起業ストーリーで惹きつける

インターネットを使う人なら
誰もが知っている
楽天株式会社。

その楽天が初めてマスコミに
取り上げられたって

どのタイミングなのか
皆さんはご存知でしょうか?

実は・・

サービス開始の初月
既にマスコミに
取り上げられていたんです。

とはいえ
今でこそ大企業の楽天ですが

創業当時の従業員数は
三木谷社長ご夫婦を含めて
たったの6名。

登録店舗数は
13店舗にすぎませんでした。

現状の楽天をご存知の人は
「え?」と思うかもしれませんが
初月の売上は32万だったそう。

しかもね、そのうち18万円は
三木谷社長ご本人が
自ら購入した金額でした。

この時点で三木谷社長が
特記すべき実績を残しているかどうかを
いうと微妙ですよね。

ではなぜ三木谷社長が
マスコミに
取り上げられたのか?

社長の想いを伝える
ストーリーづくりが完璧すぎる

三木谷社長が創業当時
インタビューに応えた記事の中で

「日本興業銀行で
M&A(企業の合併・買収)を
手掛けていたが

サイバーベンチャーに
強い興味を持ち転身してきました」
と話しているんです。

でもこれって楽天のサービス内容と
三木谷社長の経歴
って全然関係ないですよね。

楽天のサービスを聞きたいのであれば
不要な一文。
本来なら削ってもいい一文なんです。

それにも関わらず
三木谷社長の経歴がしっかり
記事に取り上げられている。

その理由が
ポイントなんです!

実は三木谷社長の話す
ストーリーの中には

いつだってPRで欠かせない
3要素が
全て含まれているんです。

この3要素は全て
メディアが
大好きな要素!!

3要素については
講座でお伝えしていますが

ブログでは伝えきれないので
今日は
そのひとつをお伝えします。

そのひとつというのは
ストーリーの出発点が「世の中の変化」
を描いているということ。

ソフトバンクの孫社長も
そうでしたが

マスコミに注目される人って
世の中の変化
に異常なまでに敏感なんです。

三木谷社長が起業した当時
1997年は不況の真っ只中。

大手金融もどんどん破綻していました。

大企業に就職すれば一生安泰
そんな価値観が
グラグラっと揺らいでいた時代だったんです。

そして1997年はインターネットが
普及してきた時代でもありました。

この時代に起業する
三木谷社長の感覚というか
鋭さが

マスコミの大好きなツボを
ググッと押した結果

創業からわずか1年で
日経新聞や系列紙に24回も
取り上げられるという

大きな実績につながりました。

変化が生まれる場所には
ビジネスチャンスが転がっている!

PRをする方もこの視点を
大切にしてみましょう。

時代の変化に敏感になり
PR視点で
世の中を見てみると

世の中のヒットの法則が
見えてきますよ!

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