今日はライティングのちょっとしたヒントをお届けします。そのヒントとは…「、」をたくさんつけてみるというお話。

実は私自身、出版社に入りたての頃、一文が長くなりすぎて悩んでいました。タイトルも全然決められなくて。いつもアワアワしていたんです。

そんな時、ベテラン編集長がそっと教えてくれたことがありました。

プラスしてから削ぎ落とす

それは、「、」をたくさんつけてみるということ。

ダラっと文章が長くなりすぎてしまう人は、とりあえず「、」をつけて区切ってみるんです。

私たちは、義務教育で、少なくとも9年間国語という教科に触れてきました。そんな私たちからすると、文章を読んでいて「、」が多すぎると、無意識に違和感を感じる箇所が出てきます。

その違和感を感じたら、今後は逆に「、」を抜いていく。という作業をするんです。

例えば、私が以前書いた記事で、こんなタイトルがありました。
執筆記事はこちら。

（タイトル例）
栗オタクが本気で作った、丹波栗ぎっしりの『栗のテリーヌ「天」』を取り寄せてみた

これを例に紐解きます。

STEP1　「、」をつけてみる

実はこれ、最初はこんな感じのタイトルでした↓↓

（STEP1　タイトル）
栗オタクが、本気で作った、丹波栗ぎっしりの、『栗のテリーヌ「、天」』を、取り寄せてみた

でもこれだとなんだか「、」が多いですよね・・。で、声に出して読み上げたときに、ひとつずつ削除したのがこちらなんです。

STEP2　「、」を削ぎ落としてみる

「、」を削ぎ落としたもの↓↓

（STEP2　タイトル）
オタクが本気で作った、丹波栗ぎっしりの『栗のテリーヌ「天」』を取り寄せてみた

ちなみに、この手法は、

他の女性雑誌の編集部でも新人教育で伝えていることのひとつ。

文章が書きにくかったら

まずは「、」をつけてみる
↓
そして不要な「、」を削ぎ落とす

をすると意外と上手くまとまるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね！

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