今日はライターのお仕事についてのお話です。ライターのお仕事を始めて約10年。さまざまな取材に、携わらせていただきました。

といっても、私が書いているのは雑誌などマス向けの文章。こういう記事ってぶっちゃけひとつ当たりの原稿料はそんなに高くないんです。

でも取材って楽しいんですよね！

執筆を効率良くする

そこで「効率よく執筆できないかなぁ」と考えて、今年は取材スタイルを少し変えてみました。これまで、ひとつの取材に対してひとつの記事を書く。「取材：記事＝1：1」の関係だったんです。

でもこれって、めちゃくちゃ効率悪いじゃないですか（笑）

そこで最近、1回の取材を3つのメディアで書き分けるようにしたんです。これだと3箇所から原稿料が入るので収入は上がる。コピペしたり、同じ文章を書くのはNGなので、そんなことはしませんが、ひとつのネタを書き分けている感じです。

あとね、実は海外のメディアでも執筆をスタートしました。今ってドルがめちゃくちゃ強い。ドルが強いというか日本円が弱いんです。同じ「1万円稼ぐ」という行動でも価値が全然違う。でも書くという作業時間は変わらないのでちょっと海外メディアを増やしたんです。そうしたところ、もちろんこちらも収入が上がる。

ライターの世界って「1文字◯◯円」という文字単価も存在する。実績をつくるだけならいいですが、長期的に文字単価のお仕事を継続すると、やればやるほど忙しくなってキャパオーバーして、自分の首を締めることになりかねない（涙）

せっかくお仕事するなら「好き」だけで動くのもいいですが、各々の、実際の生活とか稼ぎたい金額もあるかと思いますので、同じ仕事をするにもちょっと工夫してみてね。

こんなブログを書くと「効率よくするのが難しいんだよ。加藤はバカなの？海外の仕事なんてとれないよ」と言う方も多いかもしれません。

でも今と同じことをやっていても今の延長でしかない。

やりたいと思ったら、ダメもとでも仕事を探すなり、友だちに聞いてみるなり動かなければ変わらない。「そんなこと言っても難しいから」「私なんて……」と言って動かない人は今の現状から、そんなに変わることはないと思います。

変わりたかったら、これまでの自分の選択と別の選択をするだけ。ちょっと厳しいことを言いましたが、ライターの皆さまから「なんでそんなに原稿料入るの？」と聞かれることが多いので今日はこんな話題を書いてみました。皆さまも、お仕事をちょっとだけ工夫してみてね！

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