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2020.11.18/ブログ

宿坊に泊まってみてわかった、人のココロの柔らかさ

今回、和歌山県・高野山へ伺って宿坊に宿泊したとき、心の豊かさや
人当たりの柔らかさを、肌で感じることができました。

携帯や時計を気にせず、ゆっくり過ごした2日間。

東京で仕事をしていると、どうしても時間に追われてしまいますが、こうして何もしない日を、つくってみるのもいいものです。今日はそんな、素敵な宿坊についてご紹介します。

高野山と言えば、精進料理。精進料理は、もともと曹洞宗を開いた

道元が中国から日本に伝えたもの

だそうです。精進料理って、大好きですが、伝えてくださったのは、道元さんだったんですね!今回初めて知りました。そして精進料理の「精進」とは、仏教の用語で

「仏道修行に励むこと」を指しています。

さらにそこから、心身を清め行いをつつしみ、肉食せず菜食するという意味に転じたとのこと。精進料理をていねいに作り、仏様にお供えいただくことは、いのちの尊さを知るための、修行のひとつだったんです。

私はこの精進料理が大好き。

優しいお出汁の味わいが、じんわりと染み渡ります。けんちん汁や、がんもどき。

お米を丁寧にいただくと、ココロと体が生き返っていく気がします。

いざ、天然温泉と精進料理の宿坊へ

今回、高野山の取材で宿泊させていただいたのは、天然温泉と精進料理が自慢の福智院。800余年前に、覚印阿闍梨により開かれ、ご本尊は愛染明王という福徳円満良縁成就のご利益のある仏様に見守られています。

宿坊では、心が穏やかになるひとときを過ごせるので、温泉のお好きな方は、ぜひ宿坊泊をお楽しみくださいね。


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