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2021.06.18/ブログ

人生で、何回息をのむ瞬間に出会えたか

さて、本日は以前お話して、反応が多かった、「何回息をのむ瞬間に出会えたか」について、お話しさせていただきます。

魂を込めた一言って出会ったことある?

このブログの読者さまにはライター希望の方もいらっしゃるかと思いますが、クラウドってお分かりでしょうか?

一文字○○円でお仕事を受注するクラウドワークスやランサーズなどの世界のことです。

この世界が登場し、ライティングの世界は大きく変わりました。

発注者側からすると、格安でライティングを発注できるので便利なのかもしれまん。でも、これには落とし穴があるんです。

長年編集長をやっていたり、ベテランライターさんて、文章を書くときとってもスマートに文章をまとめるんですね。

要するに、文字数は少ないけど伝えるべきことはギュギュッと濃縮されている。

それがプロとして、ライティング1本で食べていけるライターだったりします。でも、文字単価の世界は文字数が多いほど稼げてしまう。ダラダラした文章でもOKとなっているんです。

この仕組みができてから、ライターの需要と供給のバランスが崩れはじめた気もします。

というのは…

世の中を見渡すと、肩書きライターの人が多いのに実際に、仕事を受注しているライターはほんの一部に偏っている。ライターは多いはずなのに、仕事を発注できるライターは少ない・・。

というチグハグな世界になってしまったんです。

クラウドは便利な反面こういう現実を作り出してしまったのも事実です。クラウド系のお仕事は、駆け出しのライターさんにはいいかと思いますが文字単価の世界だけで生計を立てるのは相当難しいのが現実。

ここを勘違いすると、大きな落とし穴にハマってしまいます。

文章は長く書くのが正解ではなく、読者が必要としている濃厚な情報を届けた方が重宝される。

これを忘れないで欲しいなと思います。

かつて、マイケル・ジャクソンが亡くなったときにビヨンセが贈った追悼の言葉を、ご存知でしょうか?

それは

Life Is Not Measured By the Number of Breaths We Take,
But By the Moments That Take Our Breath Away.

という、言葉。

人生は何回呼吸をしたかではなく、何回息をのむ瞬間に出会えたか。

「長生きすることだけが価値じゃないよ」、と伝える言葉です。

これはライティングでも同じこと。ダラダラ書くのが正解ではなく求められている情報を濃厚に凝縮して届けること!これを忘れないでくださいね。


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