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2022.11.02/ブログ
言葉は「救い」にも「刃」にもなる
文章を書くときに、自分の意見や考えを文章にプラスするのはよくある手法。でも、SNSで誰もが発信できる時代になった今「言葉は「救い」にもなるし「刃」にもなる」ということを、ちょっとだけ意識して欲しいんです。
言葉の捉え方は十人十色
ライターという仕事をしていると、言葉を扱うことにすごく注意深くなる瞬間があります。なぜなら、その言葉が「刃」になっているかもしれないから。
言葉って人の心を動かすことができるし、時には感動して涙を誘うことだってある。
でも使い方を間違えると、それは途端に「刃」になる。
しかも、錆びれた「刃」ではなくて。研ぎ澄まされたシュッと尖った「刃」のイメージ。
自分は悪気があって使った言葉でないけれど、受け取る相手によって捉え方が変わります。意味合いの捉えからは十人十色なので言葉で、100%の人を救うことはできません。でも、その衝撃を和らげることはできます。
SNSが発達してTwitterで追い詰められて命を落とす人もいますよね。自分の言葉が、どれだけ相手を傷つけるかは想像すらできないんです。だから、もし「あれ?この表現際どいかな」って感じたら「個人的には」という魔法の言葉をつけてみてください。
「一般的にはどうかわからないけど、私はこう考えてるよ」という意思表示として。
「個人的には」とをつけるだけで和らぐ文章はたくさんあります。
「あの子が嫌い」というよりも「個人的には、あの子の〜〜〜部分が苦手」と言った方がちょっとだけ和らぎませんか?
人間なので、相性の良し悪しはある。好き嫌いもある。趣味・嗜好がある。自分と全く同じ人間なんて他にいません。だから、困ったら「個人的には」という魔法の言葉を使ってみて。
言葉を使って拗らせるのではなく、言葉を使って楽しく過ごしていきましょう。
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代表 加藤朋子
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